インフルエンザ予防にも効果有り?緑茶の効果、効能
緑茶の効果、効能
一般的に緑茶には、カテキン、カフェイン、テアニン、βカロチン、ビタミンCなど、人々の健康を支える上で、良い影響を与えるとされる成分が数多く含まれているため、さまざまな効果、効能があることが科学的にも立証されはじめています。
例えば、ガン予防や脳の働きを高める効果、そしてよく言われているダイエット効果など。
最近では、この緑茶の効果・効能について欧米でも話題となっており、特に健康思考の方々には感心が高まっているため、日本のお茶農家へ欧米から視察や買付けなども頻繁に行われているようです。
そんな、健康のために良いとされる緑茶の効果・効能ですが、風雅園でもまとめてみました。


緑茶にはどのような効果、効能があるのでしょうか?
- ガン予防に効果あり?
- 緑茶に含まれる成分のうち、カテキンに細胞膜の強化、抗酸化作用(活性酸素を抑制)などがあること。
また、ポリフェノールやビタミン類が発ガン物質の作用を抑制するというものてす。
最近の研究では、「発ガン性の物質と緑茶を一緒に飲ませたマウスのグループは、発ガン物質だけを飲ませたマウスのグループに比べ、ガンの発生率が50%以下になる」という実験結果も発表されています。
毎日飲み続けることでガン予防になるなら、最高ですね。
ちなみに、カテキンの含有量(%)では、煎茶が13.56でトップ、続いて烏龍茶10.81、玉露10.04、抹茶6.20というランクのようです。
- ダイエット効果って本当?
- 特保にも指定されている某社の緑茶飲料に代表されるように、カテキンが余分な糖や脂肪の吸収を抑える働きがあると言われています。
実際、ある研究では、高カロリーの食事と共に緑茶を飲ませたマウスのグループが、食事だけ取ったマウスのグループよりも脂肪を蓄える速度が遅かったという結果が出ているようです。こちらも、社会人の皆さんには、見逃せない緑茶の効果・効能ですね。
- ボケ防止の効果は?
- 1万4000人の成人(65歳以上)を対象におこなわれた調査では、日頃からたくさん緑茶を飲んでいる人は、老化も遅かったという結果が出ているようです。
1日5杯以上、緑茶を飲んでいると、入浴や着替えなどの日常生活に必要な行動が、年をとっても難なくこなせるようになるということで、ボケの防止に繋がることが期待されています。
- 虫歯予防にも効果あり?
- お茶の成分の中にミネラルが含まれていますが、そのミネラルのなかには、フッ素も含まれています。ご存知の通り、市販の歯磨き粉の中には、フッ素入りの歯磨き粉が多く発売されており、その効果は明確です。
フッ素により歯を強く・・など、良く聴くフレーズですよね。そんな効果が緑茶には含まれてます。
しかも、お茶の渋味成分でもあるタンニンには、殺菌効果もあることから、虫歯になりにくいとも言われています。
本当に緑茶って万能なんですね。
- 成人病も予防できる?
- 冒頭のガン予防も成人病予防のひとつですが、緑茶に含まれるカテキンには、血中コレステロールの正常化や、血圧上昇の抑制といった、それはそれは恐ろしい「脳卒中」や「脳梗塞」の原因にもなる動脈硬化や血圧の上昇を防ぐ作用があるといわれています。
また、人間の体を老化させる過酸化脂質の生成を防ぐ抗酸化作用もカテキンが持ち合わせているので、成人病へのリスクを抑える効果があります。
それにしても、カテキンって、かなり良い成分なんですね。見直しました。
まとめ
如何でしたでしょうか? かなりビックリするぐらいの効果、効能が確認されていますよね。
逆にお茶を飲んでいて、何か悪くなる・・・といった話は聞いたことが無いので、日々飲み続けることで、良いことばかりな気がします。
上に記載したこと以外にも、お茶の成分には、カフェイン、テアニン、βカロチン、ビタミンC、ビタミンE、さらに食物繊維なども含まれていて、皆さんが想像している以上に、健康志向な飲み物ということがおわかり頂けたかと思います。
ぜひ、ご自宅ではももちろんのこと、職場や遊びの場でも、ぜひ緑茶をしっかり飲んでください!
